jef002007-12-10

「責任転嫁」を厳しく指摘する新聞記者の質問にたいして

「責任逃れの気持ちあった」 船場吉兆

「定義の誤り」「売れ残りを破棄することに対して厳しく叱責していた」 米田秀実弁護士

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またまた、嘘の上塗りでしょ?【売る圧力をかけたが、改竄の指示はしていない。つまり、パートのおばさんの独断】というをまだついてますね。責任を転嫁されたパートの人は、こんな嘘の上塗りをされて納得するわけはないでしょう。それにしても、謝るばかりで、説明は弁護士任せ。その説明が、さらなる責任逃れ。

さらなる嘘の上塗りをしているということは、反省していないというか、「記者会見で、頭を100回ぐらい下げれば、この場はしのげる。と、内心、舌を出している」と勘ぐりたくなります。バレルみっともない嘘を見ていると、悲しくなります。しょせん人間は弱いものなのでしょうが、これほど汚いものを見せ付けられると、嫌になりますね。。。

この事件の最大の嘘は、表看板の[吉兆流おもてなしの心]というのは、[お客をバカにする心、従業員などの弱い者に責任転嫁する心]だったということですね。

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98 :名無しさん@八周年:2007/12/10(月) 13:24:57 id:I8DfnZCS0
食品の偽装だけだったら謝罪で立て直すこともできただろうが、
パート従業員や取引先業者に責任転嫁したことが致命的。

パートが止むを得ず弁護士たてた後も、テレビの独占インタビューに出て
「知らなかった。あくまで現場が行ってたこと」と泣いてた二男坊。
きちんと説明してくれ!


178 :名無しさん@八周年:2007/12/10(月) 14:53:53 id:m2aQY4Hz0
>初めての記者会見の経験でこざいまして、自分でも何を
>申し上げていたのか分からなくなっていた

この言い訳は通用しないな。記者会見での発言だけでなく
何度も個別のマスコミとのインタビューでも一貫して他に責任を
押し付けてた。ひどい話だ。

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責任逃れの気持ちあった…船場吉兆、会見で謝罪
12月10日12時12分配信 産経新聞



会見で頭を下げる船場吉兆の湯木佐知子取締役(左)と湯木九喜久郎取締役=10日午前10時9分、京都市上京区(撮影・柿平博文)

 「法令順守の考えが甘かった。申し訳ございません」。料亭の「若だんな」はそう言って、カメラの前で深く頭を下げた。一連の不正表示を指摘され、近畿農政局に10日、改善報告書を提出した船場吉兆の湯木喜久郎取締役(45)。先月9日の会見以来、1カ月ぶりに公の場に姿を見せ、経営陣の関与を全面否定した当初の弁明を一転、仕入れ担当者として不正の責任を認めた。だが、消費者をだます意図がなかったか問われると言葉を濁し、終始うつむき加減で謝罪を繰り返すのみだった。
 喜久郎取締役は午前9時半すぎ、女将(おかみ)の湯木佐知子取締役(70)と、弁護士とともに京都市上京区の近畿農政局を訪れた。2人は報道陣の目を避けるように伏し目がちで、佐知子取締役は、同局の斉藤昭局長に改善報告書を提出すると、さらに深く頭を下げた。
 斉藤局長から「一般消費者の不利益とならないよう、表示を適正にしていただきたい」と言葉をかけられると、佐知子取締役は「よろしくお願いします」と答えた。
 記者会見でも、2人は席に着くや何度も頭を下げた。会見では社内調査にあたっていた弁護士が調査結果を報告、偽装にいたる経緯や方法を説明した。記者からはこれまでの「責任転嫁」を厳しく指摘する質問が相次いだ。
 「地鶏」の偽装では、鶏肉を仕入れていた京都市仕入れ業者が勝手に鶏肉を入れ替えたと責任を押しつけたが、米田秀実弁護士は「このことは私どもの地鶏の定義の誤りでこざいまして、本当に申し訳ございませんでした」と釈明。一部のラベルの張り替えについて「従業員の独断」と説明したことについても、経営陣が売れ残りを破棄することに対して厳しく叱責していたとして、謝罪した。 責任転嫁の理由を問われると喜久郎取締役は口ごもり、「初めての記者会見の経験でこざいまして、自分でも何を申し上げていたのか分からなくなっていた」「(責任を逃れたい)気持ちがあったと思います」と消え入りそうな声で説明した。
 従業員から偽装を指摘する声があったことについては、喜久郎取締役は、社内の調理スタッフから不正表示について指摘されたことがあったことを認めたうえで、「規範意識のなさ、適切なラベルに取り換える作業に対する怠慢の心から、聞き流していたのが現状。重々に反省し、おわびのしようがない」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000914-san-soci

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 ■パート女性会見「会社から一切説明なし」

 船場吉兆による偽装表示事件で、非正規雇用労働組合「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」に加入している心斎橋店のパート女性2人が7日、会見し「会社側から一切、説明がない」と不満をあらわにした。

 また、団体交渉の場で湯木喜久郎取締役が牛肉の産地偽装について「私に責任がある」と認めたものの納得できる説明がなかったことや、女将(おかみ)が土下座する場面もあったことなどを明かした。

 会見したのは、心斎橋店で予約や会計などの事務担当だった勤務歴11年の有川洋美さんと、今年3月からフロント勤務をしていた長井由美さん。

 2人は冒頭、「お客さまには大変ご迷惑をおかけしました」と深く頭を下げた。一連の不正について会社から説明がなく、同店が営業自粛となった先月、組合加入を決意したという。

 有川さんは「高級料亭のイメージがあるが、実質は家族経営の料理店。家父長的で、お父さん(湯木正徳社長)には文句がいえない」と説明。一方で「船場吉兆で働く誇りもあった。いつも『おもてなしの心を持て』といわれていたのに…」と寂しそうに語った。

 会社側は最初の交渉でパート社員の解雇を通知。組合の反発で撤回されたが、近く全従業員を対象に希望退職者を募る予定という。