「来年度一般会計 83兆〜83.2兆円で調整」

国税収入は、07年度当初予算の53兆4670億円を約1000億円上回る53兆5500億〜53兆5600億円程度となる見通しだ。」

朝日新聞

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国民の関心は、
税金の無駄遣いはないのか?
国民健康保険や失業保険などの金が無駄遣いされないか?
無駄な特殊法人独立法人などへ金が流れ、無駄遣いされないか?
などのことであろう。
これらの事柄は、すべて特別会計にかかわるものである。
その特別会計のことに一言も触れていない。

マスコミのこのような報道姿勢が、国民の期待を裏切っている。
国税収入は、53兆というが、特別会計に入る税収をきちんと計算してますか?

一般会計だけを切り取って、あたかも、国全体の予算のように見せかけるのは、嘘である。
この嘘は、役人が作ったのだろうが、マスコミまで、それを垂れ流しているのである。
誤解を与えるような報道は、止めてもらいたいものである。
何百兆円にかかわる問題なのだから。

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来年度一般会計 83兆〜83.2兆円で調整
2007年12月17日07時21分

 財務省は、08年度の一般会計予算の総額を83兆〜83兆2000億円程度とする方向で最終調整に入った。2年連続の増額となる。新規国債発行額は25兆3000億〜25兆4000億円程度となり、今年度発行額(25兆4320億円)をわずかに下回る見通しだ。

 予算の土台となる国税収入は、07年度当初予算の53兆4670億円を約1000億円上回る53兆5500億〜53兆5600億円程度となる見通しだ。さらに、税外収入は今年度を若干上回る4兆円余りになる見込み。

 財源不足を補うための新規国債発行額を加えた一般会計総額は83兆円を上回る公算が大きく、07年度当初予算の82兆9088億円を上回りそうだ。ただ、歳出抑制の努力もぎりぎりまで続けており、83兆円弱にとどまる可能性も残っている。

 一般会計支出のうち、債務の元利払いである国債費は20兆円余り、また地方に配分する地方交付税交付金は15兆円台とする方向で最終調整を続けている。

 新規国債発行額は4年ぶりの増額となる公算が大きくなっていたが、財政再建路線をアピールする必要があると判断。国債の利払い費をより低く見積もることや、地方交付税の圧縮で4年連続の減額とする方針だ。
http://www.asahi.com/politics/update/1216/TKY200712160158.html