「UFOは絶対いると思う」 町村官房長官

「存在を確認していない」 政府の答弁書

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どっちでもいいことというのは、世の中に実に多いのであって、UFOがいるかいないかは、どっちでもいいわけです。政治家であれば、「私たちの生活に危険な存在としてのUFOなり宇宙人の存在は確認していない。」ぐらい言ってほしいところですね。たぶん、巷にあるUFOの話のほとんどは嘘なんでしょうが、どうでもいい嘘というのはあるわけですね。そして、それなりに魅力があるようです。幽霊の話と同じように、非現実的なところが魅力なのでしょう。

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「UFO論議」 内閣や自民党内にとどまらず、民主党地方自治体にまで波及

「存在を確認していない」とする政府の答弁書に端を発した一連の「UFO論議」は、内閣や自民党内にとどまらず、野党・民主党地方自治体にまで波及している。
渡海 紀三朗文科相は「日ごろからですね、どう思っているかということに関して言うならば、あるんじゃないかなと」と述べた。
謎の映像や目撃談で、たびたび世間を騒がせてきた「UFO(未確認飛行物体)」。
その真偽について、「存在を確認していない」とする政府の答弁書に端を発したUFO論争は、各方面に飛び火している。
石破 茂防衛相は20日、「『UFO襲来』という話になるとですよ、これは災害派遣なのかね」と述べた。
石破防衛相が、6分間にわたり熱弁を振るうなど、広がりを見せるUFO議論に、自民党二階俊博総務会長は、「物議を醸すことは、あまり言わないほうがいい」などと発言した。
しかし21日、石破防衛相が管轄する航空自衛隊の田母神空幕長が、UFOについて、「大臣がですね、『考えなければいけない』という発言をされておられますので、今後検討することになるんではないかというふうに思います」と、冗談めかして対応した。
そして、渡海文科相は、閣議後の会見で「(わたしは)理科系でございますから、まだ(UFOの)可能性を否定し得ないかぎりにおいては、『ある』のかというふうにも思いますし。逆にいうと、しっかり確認をしてないという意味においては、『ない』のかなと思います」と述べた。
さらに渡海文科相は、21日の閣議で、閣僚たちがUFOの話題で盛り上がったことを明かした。
渡海文科相は「閣議前の席で、総理の右側には、鳩山邦夫法相、高村正彦外相、町村信孝官房長官もいて、大いにこの(UFO議論の)話で盛り上がっておりました」と述べた。
一方、民主党の鳩山 由紀夫幹事長は、2001年の代表時代に「宇宙人に似ている」とよくいわれることから、宇宙人をイメージしたグッズを製作した。
その鳩山幹事長は「(かつて宇宙人というあだ名がつきましたが?)宇宙人の鳩山であります。あまり、UFOの議論に深入りしない方が賢明なのではないかなと、そのように考えておりますが。定義からして、(UFOの存在は)否定できない話ではないかと、そう思っています」と述べた。
そして、UFO論争は、北海道へも波及した。
北海道の高橋 はるみ知事は「自分自身、確認はしていないけども、いるんじゃないかなと思っております」と述べ、地元選出の町村官房長官の「UFOは絶対いると思う」とする発言に続いた。
地方の知事にまで及んだ一連のUFO論争に、東京都の石原 慎太郎都知事は「わたしも見たいと思いますけどね」と語り、見たい願望はあるものの、「UFOがあったとしても、地球まで飛んでくることはない」とコメントした。
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00124090.html